青い森道中記2015 その３

楽しかった交流会も、あっという間に終わり、26日は、うちを含めて３組が泊めていただきました。
関東の猛暑に比べると天国のような涼しい夜。　
扇風機をつけっぱしで寝たら、夜中に寒くなってしまったほどです。

朝は、鳥のさえずり声で、気持ちよく目が覚めました。　うーん、優雅だなぁ。
さくらたちも、朝方に鳥の声に吠えていましたが、まあまあ寝られたようです。

朝食をいただいた後、「八甲田山でも行きませんか？」とお誘いいただいたのですが、
今回は帰りの時間を考えて、１０時半ごろ、後ろ髪引かれる思いで出発しました。
みなさん、今年もお世話になりました。(^^)/~~~

最初のパーキングエリアでお土産を買って、その後はひたすら南下。
岩手県内の岩手山です。

晴れていて、くっきりと山が見れたのは初めてのような気がします（よっぽど行いが悪いのか ^^; ）

仙台からは、東北道を離れて、「常磐道」経由で帰ることにしました。
今年３月に全線開通して、仙台から東京までつながったのです。

仙台市街を過ぎて、東日本大震災で津波被害の大きかった、仙台空港周辺や名取市を通過しました。
震災のとき、テレビで津波が押し寄せる様子をヘリから実況されていた地域です。
高速道路から横目で見ても、更地が広がり復興はまだまだだなぁ、と感じました。

さらに下って、福島県に入ると「福島第一原発」の近くを通ります。
一部の区間は、今も帰還困難区域のままです。

道路の脇などには放射線量を表示する電光掲示板が数か所立っていて、
ここに放射線が来ていることを認識させられます。


道路からは、沿線の農地に「除染」された廃棄物の黒い袋が大量に野積みされているのが見えます。

こういう光景が、あちらこちらに見られます。　行き場所が決まらないのでしょう。

その後も順調に南下して東京に入ったとたん、大渋滞に突入。
地元の横浜に来たら工事渋滞でついに完全ストップ。
もう一刻も早く帰りたいので高速を降りて、地元まで来てまさかの下道へ。
結局渋滞で２時間もロスして、ヘロヘロになって帰宅したのでした。　帰りは約１１時間でした。

さくらとさつきは２日間ぐったりしてました。　今年も無事に行って来れたことに感謝です。
来年もみんなで元気に行けるように、さあお仕事がんばるぞ。

長々と読んでいただいて、ありがとうございました。
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